凡人のブログ

ほぼ独り言です。

なぜ僕は文章を書くのか

ここ最近僕は毎日のようにせっせと文章を書いている。テーマは僕が体験している就活のこと、僕が影響を受けた本のことなど、個人的なものが多い。

今日も今日とて文章を書いていたら、ふと、自分はなぜ文章を書くだろうという疑問が浮かんできた。別に誰に強制されたわけでもないし、食事や睡眠のようにしないと生死に関わるわけでもない。そんな一切必然性のない行為をなぜ自分は毎日行っているのだろう。

僕がなぜ文章を書くのかという個人的な疑問の答えを出す前に、まず、人はなぜ文章を書くのかという一般的な問題について考えてみたい。

人が文章を書く理由として、一般的なものしては、書かなくてはいけない必要性があるから(学校の宿題や仕事など)と、それを発表することで自己顕示欲を満たすという二つがあげられる。職業作家になると上記の二つの理由が合わさるんだろう。

なぜ人は文章を書くのかという一般的な問題の次は、なぜ自分が文章を書いているのかという個人的な問題に移りたい。

僕が文章を書く理由は、上にあげた、一般的な人が文章を書く二つの理由のどちらにも該当していない。別に書く必然性なんかないし、書いている文章はほとんど読まれていないから、自己顕示欲も満たせていない。まったくもって不思議な行為をしているとしか思えない。

なんとか自分の奇行の原因を特定しようと頭を捻って思いついたのは、この行為は一種の自己慰問なんじゃないかという考えだ。僕はほとんど読まれない文章をせっせと書くという、まったくもって無駄な行為を通して、自分を慰めているのではないだろうか。

就職活動で抱えたストレスを癒すために、そして書いている間は就職活動のことを忘れることができるからという、現実逃避的と自己慰問のために、僕は文章を書いているのだろう。